書評

【全ライター必見!】「10倍早く書ける 超スピード文章術」を読んでみた

上阪徹書の「10倍早く書ける 超スピード文章術」を読みました。

ビジネス書ライターの第一人者である著者による「わかりやすくて伝わる文章」を爆速で書くノウハウが詰まっていて目からウロコな内容でした!

本書では文章を書くのが苦手な人、例えば

「最初の1行をなかなか書けない」
「文章がうまく伝わらない」
「書き直しを何度もさせられる」
「数千字のレポートは文字が埋まらなくて苦痛」

などの文章を書く人が抱えている悩みを全て解決できる本になります。

得られる効果

書くスピードが早くなれば必然的に仕事は早くなる
早く書けば仕事の生産性を一気に上げることができる

文章を書くスピードを高めて生産性を上げたい人に向けて、あらゆるノウハウが詰まっています。

うまく書こう」とするほど手が止まる

文章を書き始めのころは、うまい文章を書こうと意識しすぎてなかなか書けない、書くのが遅くなるなんてジレンマに陥りがちです。

どうしても起承転結や正しい文法を意識しすぎてしまうのですが、著者によると起承転結は一度も意識したことがないそうです。

起承転結で書けば、その文章は本当に役に立つのか?文章の形を変えることに時間を費やしてしまうのは本末転倒と述べています。

文章というものは伝達手段であり、1つのツールなので道具の使い方にこだわる必要はないということです。

文章を書くことが決まった瞬間から対象のテーマについてアンテナを立てておくこと。
そして素材をどんどん集めておく。
素材が集まれば書くことに困らず、早く書ける。

文章を書くのに時間が掛かる要因としては、ゼロから文章を作ろうとしてまうことです。

文章を書く前には、あらかじめ素材を用意しておくことが重要です。

素材を十分に用意しておけば、「何を書けばいいかわからない」ということがなくなり、書けないという悩みは解消されます。

そのため、文章を書くためには、まず素材を用意しておくことが大切です。

良い素材が集まらなければ、良い文章を書くことはできません。

文章の素材とは「独自の事実」「エピソード」「数字」である。

つまり、記事の信頼性を上げるために独自の事実やエピソード、事実を裏付けるための数字が必要。素材があれば400字は10分で書けるとしています。

長い文章を早く書く方法

短い文章と長い文章の差は素材の量となります。素材が多ければ多いほど長い文章を書くのも苦にならないと述べています。

長い文章で困るのは単純に素材の量が足りていないこと。
たくさんの素材があれば数千字の現行もまったく苦にならない。
十分な素材を集められていれば長い文章も早く書ける。
「どうやって書くか?」は考えない。
「何を書くか?」に集中する。
「独自の事実」と「エピソード」と「数字」をあつめる。
魅力的な素材を「表現」にまとめようとしない。
長い文章をかくときは、多めに素材を集める 。

書くことそのもの」を目的としない

文章を書く上で、もっともやってはいけないことは、冒頭で述べたように目的が定まらないままに文章を書き始めてしまうことです。

そのため、書き手として常に意識しなければいけないのは、文章がうまいかどうかより「読者の役に立つか?」「集めた素材をわかりやすく伝えられるか?」になります。

ムダのない素材の集め方とは

文章の目的と読者が決まったら、時間をかけてたくさんの素材を集めておくことが大切です。

書き始めたあとに素材がないことに気づくと、再度素材集めをすることになり、時間的にも精神的にも大きな負荷がかかってしまいます。

そのため、「素材は早めにたくさん集める」「集めたあとに削る」ということが最もロスが少ないプロセスと述べています。

また、素材は「箇条書き」で並べておくことで整理しやすくなります。

読まれる文章の書き方

目の前に読者がいる想定で、「しゃべるように書く」ことで文章は必ず伝わります。

その際にどのような順番でしゃべれば相手に伝わるか?を常に考える必要があります。

また、書き出しがつまらない文章も最後まで読まれる可能性が低いため、導入部分に共感できる素材や印象深い素材などを記載し、その先も読みたいと思ってもらえることが大切です。

トップスピードで書ききるには?

完璧主義者が書くスピードを落としてしまいます。

文章を書くには迷いがなく、あとで推敲することを前提にまずは書ききってしまうことが重要です。

書きながら途中で立ち止まってしまったら、一気通貫で読める文章にはならないと述べています。

読みやすい文章を書く7つのポイント

  • 一文を短くする:どんなに長くても60文字くらい
  • スラスラ読めるリズムをつくる:ですます調のなかに「である調」を適度に織り交ぜる
  • 「」の強調使用
  • 順接の接続詞は使わない:「だから」「また」「さらに」などは冗長な印象を与える
  • 逆接の接続詞で展開を生む:「しかし」「ただ」「ところが」などは印象にのこりやすい
  • 難しい日本語は翻訳する
  • リアリティを意識する:読み手が納得できる内容やロジック、展開を意識する

推敲のポイント

  • ポイントは「読みやすくする」「わかりやすくする」こと
  • 論理が破綻しているところはないか?
  • 説得力に欠けるところはないか?
  • 文脈に沿った適切な素材を選んでいるか?
  • 詰まるところなく、一気通貫で読めるか?
  • 内容に重複している箇所はないか?

まとめ

本書は「文章をなかなか書けない」「文章を書くのが遅い」と行った方に、どうすれば文章を早く書けるか?そのノウハウが詰まった良書でした。

文章を書くのが苦手な人はぜひ一読してみることをオススメします!

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taka
furikatuを運営しているtakaです。SE・プログラマーとして10年働きその後独立。現在ではスタートアップ企業で働く傍ら各種媒体で執筆活動を行っています。 ■フリーランス/プログラミング/ライター/働き方/副業/転職/コラム/SEO/休日/etc…