Javaは1995年に登場し、OSに依存しないマルチプラットフォームなプログラミング言語として注目を集め、登場以来瞬く間にユーザーが増えて使用人口も450万人以上の人気のある言語です。
2018年現在でも未だ根強い人気があり、小規模なアプリケーションや比較的規模の大きなシステムなどJavaは幅広い分野で使われています。
一方Javaは難易度が高くて初心者には不向きな言語とも言われています。
その原因としては、「学習コストが高い」ことが挙げられます。
Javaはなんでもできてしまう反面覚えることが非常に多い言語です。
データベースはもちろん本格的なWebアプリケーションを作るとなるとHTMLやCSS、HTTP、セッション、スコープといった基本的なことからJSP(JavaServer Page)やServletと呼ばれるサーバ上で動作させるプログラムも覚える必要があります。
しかし、正しい学習方法で確実に1つずつ習得してコツさえ掴んでしまえばそう難しくはないでしょう。
ここで紹介する方法で学習すれば最短で1ヶ月で習得すことは可能です。
なお、独学で学習するときは以下の注意点を意識しておきましょう。
・期限を設定する
・勉強する時間を設定する
・毎日30分でも続けて習慣づける
・勉強する時間が無い場合は時間を作る努力
1.基本を理解する
まずはJavaの基本を理解しておきましょう。
基本とは、Javaを動かすための環境構築から、基本的な文法までを指します。
手っ取り早く学ぶにはドットインストールで環境構築からJavaの動かし方まで基本を一通り学んでおくことをおすすめします。
https://dotinstall.com/
また、補足として以下の入門サイトでも平行して学習しておくことをおすすめします。
https://www.javadrive.jp/start/
2.書籍を購入する
参考書選びのコツとしては、データベースやサーブレット、JSPを使用してWebアプリの作り方まで一通り解説している書籍が良いでしょう。
以下のような書籍をおすすめします。
書籍で学習するコツとしては、内容はすべて頭に詰め込もうとせずに要点を絞って学習することをおすすめします。
分厚い参考書を最初から最後まで覚えようとすると膨大な学習コストがかかりますし、すぐに内容を忘れてしまいます。
わからないことはあとからいくらでも調べることができるので、短時間で習得できるよう意識して学習しましょう。
- 学習目安:14日
3.課題に取り組む
参考書の内容を一通りやり終えたら自分で課題を設定してWebアプリケーションを作成してみましょう。
たとえば、映画館の予約システムやショッピングサイトのような、Webアプリケーションを設計から初めて取り組んで見ることをおすすめします。
自分で作った作品はポートフォリオにもなりますので、就活する際にアピールすることもできます。
- 学習目安:7日
Q&Aサイトは積極的に活用しよう
開発を行う上で幾度となく壁にぶつかることもあります。
もし、どうしても自力で解決することは難しい場合はteratailやYahoo知恵袋のような質問掲示板を利用するのも1つの手段です。
質問するときは、具体的に何をどうしたいか?何に悩んでいるかを詳細に説明できるスキルも必要になります。
まとめ
Javaは説明したとおり未だ幅広く使われているため、需要が高く求人数も多い言語です。
どれか1つでもプログラミングのスキルを習得しておけば、今後のキャリアにおいて無駄になることもありません。
プログラミングって難しそうと思われている印象ですが、実際にやってみればなんとかなる場合も多いのでぜひチャレンジしてみましょう。