- JavaScriptを独学で学ぶための方法が知りたい!
- 独学で失敗したくない
JavaScriptを独学で習得するなら、ロードマップに沿って正しい順番で学習することが大切です。
JavaScriptは人気も高そうだし、とりあえず始めてみたいという方も多いのでは?
そこで本記事ではJavaScriptを独学で学ぶためのロードマップ、独学する際の注意点について解説していきます。
【私の経歴】
- 歴10年以上のエンジニア
- 会社員エンジニア▶フリーランスエンジニアとしてのキャリアをスタート
- 主なスキル:COBOL|C/C++|Java|JavaScript|Swift|VisualBasic|PHP|Ruby|Python|インフラ全般
- 現在はオウンドメディアのディレクター兼エンジニア
JavaScript(ジャバスクリプト)は、1995年に登場したオブジェクト指向のスクリプト言語です。
主に動的なWebサイトの制作や、デスクトップアプリ、スマホアプリでの開発が可能です。スクリプト言語のため、コンパイル不要ですぐに実行できることから、初心者にもおすすめの言語です。
JavaScriptはWebのフロントエンド開発において、必ずと言っていいいほど使われます。そのためWeb開発の分野で働きたい人は、必ず理解しておきましょう。
Contents
JavaScriptを独学で学ぶための完全ロードマップ

ここではJavaScriptのロードマップについて、詳しく解説します。
未経験からJavaScriptを独学で習得したい場合、プログラミングの概要を理解し、正しい順番で学習することをおすすめします。
独学で習得するなら、学習サイトや学習本で実際に手を動かしながら、学んでいくことが大切です。
- JavaScriptの学習環境を準備する
- HTML/CSSの理解
- JavaScriptの基本文法の理解
- ライブラリ・フレームワークの理解
- オリジナルポートフォリオの作成
それぞれ詳しく解説していきます。
①JavaScriptを学習するための準備
まずは、JavaScriptの動かし方について理解しておきましょう。
1.Webブラウザで実行する
JavaScriptはWebブラウザのGoogle Chromeに標準搭載されています。ブラウザで開発者ツールが使えるので、ツールよりデバッグ機能を使用して、JavaScriptの動作検証が可能です。
開発者ツール機能はブラウザ上で右クリック→「検証」を選択して開きます。ツールの上部タブより「Console」を選択することで、JavaScriptを実行できます。
ためしにコンソール上で文字列を出力してみます。次のようにコードを打ち込んでEnterを押すことでプログラムが実行されます。

2.ブラウザで実行できるサービスを利用する
JavaScriptはブラウザ上でコードを記述して実行するサービスもあります。Playcodeは、ブラウザ上のエディタにコードを実行して、すぐに動作確認が可能です。
Playcodeは使い勝手もよく、学習にぴったりですので利用してみると良いでしょう。

②HTML/CSSについて理解する
JavaScriptを理解する前に、まずはWebページを構成するHTML/CSSの使い方についても理解しておきましょう。
HTML(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)は、Webページを作成するためのマークアップ(文書を構造化)言語です。
HTMLは主に見出しやボタン、テキストなどの配置を行います。Webページ作成における土台のような役割をします。
CSS(カスケーディング・スタイル・シート)は、Webページの見た目を装飾するためのスタイルシート(表示形式の制御)言語です。
HTMLがWebページの各要素を定義する土台、骨格の役割をするのに対して、CSSはWebページを装飾するために使われます。
HTML/CSSは次の書籍がおすすめです。サクッとHTML/CSSについて理解できます。
③JavaScriptの基本文法を理解する
JavaScriptはフロントエンド開発に特化したプログラミング言語のため、文法もわかりやすく初心者向けといえます。
ただし、自分で手を動かしながら1つずつ基礎を学んでいかないと、途中でついていけなくなって挫折する可能性が高いです。
JavaScriptの基礎から簡単なWebページを作成するまでの学習は、本とサイトを併用しながら学ぶことをおすすめします。
おすすめの本と学習サイトについては、次の記事で詳しく解説しています。
④JavaScriptのライブラリ・フレームワークを理解する
プログラミングの作業では、開発を効率化するためのライブラリやフレームワークは必ずと言っていいほど使われます。
ライブラリとはある機能があらかじめまとまったファイルのことです。フレームワークは、基本的な機能や必要となる骨組みをある程度まとめたもの。
JavaScriptでよく使われるライブラリ・フレームワークは下記のとおりです。
jQuery(ジェイクエリー)
JavaScriptをより簡易的に記述できるよう設計されており、Web開発において使用頻度も高いです。
jQueryはさまざまなブラウザに対応しています。HTML/CSSの操作やAjax(非同期で動作できるJavaScriptとXML)の処理が容易などの特徴があります。
Angular(アンギュラー)
Googleが提供しているWeb開発向けのフレームワークです。AngularはJavaScriptのフレームワークとして人気が高く、さまざまなWeb開発の現場で使われています。
React(リアクト)
Facebookが提供しているJavaScript向けのライブラリです。先述したとおりライブラリは汎用性の高いプログラムがまとまっているファイルのことです。
Reactは、Webページ開発で必要なボタンやダイアログボックスなど、UI(ユーザーインターフェース)がまとめられたライブラリです。
Node.js(ノード・ジェイエス)
Node.jsは、サーバーサイド(Webサーバー側)でJavaScriptが開発可能になる実行環境です。Node.jsを使用することで、JavaScriptのみでフロントエンドとサーバーサイド両方の開発が可能になります。
⑤オリジナルポートフォリオを作成する
ポートフォリオとはデザイナーやエンジニアが、自分の実績やスキルを証明するための作品集のようなものです。
- 実績をアピールできる
- 作成する過程で応用力が身につく
- 就職・転職で評価されやすい
ポートフォリオは作成しておくことで、就職や転職のときにアピールする手段として活用できます。学習の仕上げに、ぜひポートフォリオを作成しておきましょう。
JavaScriptを独学で効率よく学ぶための3つのコツ

コツ1:質問力を身につける
独学の場合、不明点やエラーが解決できずにそのまま挫折するパターンが多いです。学習で行き詰まったら、質問するクセをつけることが大切です。
プログラミング関連の質問をするなら、エンジニア向けのQ&Aサイトがおすすめです。現役のエンジニアやプログラミングに知見がある方から回答を貰えることが多いです。
おすすめのQ&Aサイトは下記のとおり。
ただし、回答者がスムーズに答えられるように質問力を身に着ける必要があります。
プログラミングに関するエラーなら、下記を踏まえて質問するようにしましょう。
- どんなエラー(現象)が発生したか
- エラーに至るまでの操作を具体的に
- どのような解決を望んでいるか
曖昧な質問では答えてくれる可能性も低いです。またなんでもかんでも質問するのではなく、まずは自分で調べて解決策がないか、試してみましょう。
エンジニアとしてググって解決するスキルも必要です。
私も独学で躓いたときはよくQ&Aサイトを利用していますが、早ければ10分で回答を頂ける場合もあります。
独学でプログラミングを学習するなら、積極的にQ&Aサイトを活用しましょう。
コツ2:習慣化する
プログラミングを独学で学ぶ場合、一般的に400〜500時間必要と言われています。現役エンジニアとして必要なスキルを身につけるなら、1,000時間は確保したいところです。
それだけの時間を勉強するには、毎日継続してコツコツと続けることが大切です。
ただし毎日学習を続けるのは大変です。モチベーションが持続しないとつい勉強がサボりがちになって、そのまま挫折するパターンも有りえます。
そのため継続して学習するなら、毎日決まった時間に勉強ができるようにしておきましょう。
毎日決められた時間に学習することで、そのうち習慣化してきます。習慣化すれば学習を続けるのが苦ではなくなります。
コツ3:学習スケジュールを決めておく
基礎を学びたい場合、学習期間は2〜3ヶ月としておきましょう。それ以上長くなると飽きてきたり、学んだことを忘れて再度勉強し直すことになります。
1日1ページのペースで進めても、いつまでたっても学習は終わりません。上述したように毎日学習時間は確保しておくことをおすすめします。
基礎学習はさっさと終わらせて、早めに次のステップに進みましょう。
短期間でコスパよくJavaScriptを身につけるならスクールもおすすめ!
- JavaScriptを独学で学ぶ自信がない
- もっと効率よく学習したい
- 転職/独立のサポートも受けたい
Javaを独学で学ぶのに自信がない人は、プログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。私は独学のあとにスクールで学んでエンジニアになりました。
- 独自のカリキュラムで効率よく学習できる
- わからないことは質問してすぐ解決できる
- 就職や転職、独立のサポートもしてくれる
ここでは、Javaが学べるおすすめのプログラミングスクールを紹介します。
TechAcademy(テックアカデミー)

運営会社 | キラメックス株式会社 |
サービス概要 | 選抜された現役エンジニアから学べるオンラインスクール |
受講形式 | 完全オンライン |
料金(税込) | 4週間:174,900円 8週間:229,900円 12週間:284,900円 16週間:339,900円 |
おすすめできる人 | ・10代~40代で転職を考えている方 ・今後フリーランスとして働きたい方 ・過去にプログラミングの勉強で挫折した方 |
テックアカデミー(TechAcademy)は、選抜した現役エンジニアからオンラインで学べるプログラミングスクールです。
教室に通うことなく自宅でもプロからオリジナルアプリ、サービス開発までしっかり学べます。
- 講師は全員が現役エンジニア
- 自宅にいながらオンラインで学習が完結
- 受講生1人につきプロのパーソナルメンターがつく
- オリジナルポートフォリオの開発までサポート
テックアカデミー(TechAcademy)の「フロントエンドコース」はJavaScriptをはじめ、ライブラリのjQuery、フレームワークのVue.jsなどが学べます。
オリジナルサービス開発までがゴールのため、エンジニアとして必要なスキルが確実に身につきます。
選抜された現役エンジニアから学べる!
プログラミング初学者でも安心
カウンセリングは無料のため料金は一切かかりません。
自宅にいながらオンライン完結で学べる!
わからないことはチャットで質問可能!
関連記事:テックアカデミーのフロントエンドコースはおすすめ?
CodeCamp(コードキャンプ)

運営会社 | コードキャンプ株式会社 |
サービス概要 | 現役エンジニアによるプログラミング、アプリ開発を学べる! 日本初のマンツーマンのプログラミングスクール |
料金(税込) | Webマスターコースの場合 ・入学金:33,000円 ・2ヶ月プラン:165,000円 ・4ヶ月プラン:275,000円 ・6ヶ月プラン:330,000円 |
おすすめできる人 | ・10代~40代でエンジニアとして就職/転職したい方 ・フリーランスに転身を考えている方 |
独学でプログラミングスキルを身につける自信がない方でも、現役のエンジニアから実践的なスキルが学べます。
レッスン満足度も94.6%。完全オンラインのため時間や場所を選ばずに学習できます。
- マンツーマンレッスン
- レッスン満足度94.6%
- 365日希望する時間帯(時間帯(朝7時-23時)に受けられる
- 受講生の80%が未経験からエンジニアへ転職
CodeCampでは「Webマスターコース」でJavaScriptとPHPを用いて、Webサイト開発に必要な知識を学べます。
「Rubyマスターコース」ではJavaScriptとRubyを用いて、Webアプリケーション開発に必要な知識を学べます。
どちらもコースも実際の開発に近い形式学べるので、Web開発に必要なスキルが身につきます。
マンツーマンで実践的なスキルを身につける
無料カウンセリング受講で1万円OFFクーポンプレゼント!
毎日7時〜23時迄、無料カウンセリングを開催中!
レッスン満足度94.6%、現役エンジニアから実践的なスキルを学べる
関連記事:CodeCamp(コードキャンプ)でJavaScriptは学べる?
まとめ
この記事では、初心者向けにJavaScriptを独学で学ぶためのおすすめロードマップや注意点などについて解説しました。
Web制作の仕事につきたい、まずはプログラミング言語を一つ覚えたいと考えている方は、人気が高いJavaScriptを学んでみることをおすすめします。