- Kotlinを独学で始めるにはどうすればいいの?
- Kotlinのおすすめ本や学習サイトが知りたいな!
Kotlinは、Androidアプリ開発で近年人気を集めている言語です。
Javaとの互換性もあるため、JavaからKotlinへの置き換えもできます。さまざまな開発にも対応しているのでサーバーサイド、デスクトップ開発もサポートしています。
主要言語と比べて国内での需要はまだまだ少ないですが、Kotlinを扱えるエンジニアも少ないことから年収は高めです。
この記事では、Kotlinを独学で効率よく学習したい人に向けて、おすすめの本や学習サイトを紹介します。独学する際の注意点についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
独学でKotlinを学ぶための学習本5選

ここでは、Kotlinの独学におすすめの学習本を5冊厳選して紹介します。
やさしいKotlin入門
本書はプログラミング未経験でも、Kotlinをつまづくことなく学べる入門書です。
とりあえずKotlinを学んでみたい方、趣味で始めてみたい方でも基礎の基礎から網羅的に学ぶことができます。最初の一冊におすすめです。
基礎からわかる Kotlin
Kotlinの概要から基礎学習〜フレームワークのKtorを使用してのWebアプリケーション開発まで、一通り学べます。Kotlinを使ってサーバーサイド開発、アプリケーション開発をしたい方にぴったりです。
また、サンプルプログラムのダウンロードサービスも利用できます。
基礎&応用力をしっかり育成! Androidアプリ開発の教科書 第2版
Kotlinのなんちゃって開発者にならないために、実践的な内容を網羅して詳しく解説されています。各章ごとに実際に1〜2本のアプリを手を動かしながら作っていくので、仕組みを理解しながら無理なく進められます。
KotlinでAndroidアプリを開発してみたい方におすすめです。
Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発
KotlinはJavaの代替としてAndroidアプリ開発で注目を集めていますが、サーバーサイドの開発も可能です。本書はKotlinでサーバーサイド開発するために、必要な知識を網羅的に解説しています。
本書はサーバーサイドの開発経験者を対象としているため、プログラミング初心者にはやや不向きです。
Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング
脱初心者向けにKotlinの基本文法からAndroidアプリ開発まで、詳しく解説しています。ただし、本書はAndroid開発経験者向けです。
初心者の方は、まず簡単な参考書を一冊終えてから購入したほうが良いでしょう。
Kotlinのおすすめ学習サイト5選
ここでは、初心者が独学で学ぶのに適したおすすめのKotlinの学習サイトを紹介します。
学習サイトで解説しているソースコードは、コピペで動作確認するのみでは応用力は身につきません。実際に学習サイトのソースコードを改良し動作を確認し、理解を深めることも大切です。
学習サイトを眺めるだけでは、わかったつもりで満足するだけで、スキルは身につきません。必ず自分で考えて手を動かしながら学んでいきましょう。
Kotlin と Android | Android デベロッパー
KotlinとAndroid開発を学べる公式のページです。Kotlinの環境構築から使い方、基本構文まで一通り学べます。
Kotlinの基礎の基礎から体系的に学べますが、初心者にはややとっつきにくいので、本や他のサイトと並用して知識を深めるのが良いでしょう。
ドットインストール|動画でサクッと学べる

ドットインストールは1つの講義を3分で学べるプログラミング学習サービスです。
動画で要点をしっかりと説明してくれるので、初心者でも飽きずにしっかりと学習することができます。ドットインストールは無料の範囲で基礎はしっかり学べるので、ぜひ登録しておきましょう。
>> Kotlin入門 (全29回) – プログラミングならドットインストール
paizaラーニング|3分動画で毎日続けられる

チャプターごとに、3分動画でサクッとKotlinの基礎を学べます。
無料の部分ではKotlinの動かし方や変数、条件分岐、繰り返し、連想配列など、基礎の基礎を学べます。各レッスンの全てのチャプターを受講することで、プログラミング未経験者でも基礎を理解できるようになっています。
>> Kotlin体験編のレッスン一覧 | プログラミング学習サービス【paizaラーニング】
Codecademy|海外の有名な学習サイト

海外で有名なプログラミング学習サイトです。日本語には対応していませんが基礎部分は無料で利用できます。
項目ごとにサクッと学習できますので、他の学習サイトと並行してやってみることをおすすめします。
Udemy|数多くの教材で学べる

Udemyは、公開しているさまざまなプログラミングの教材を販売しているプラットフォームです。初心者向けから上級者向けまで動画形式でわかりやすく学べます。
基礎を丸ごと学べる講座もあるので、1本購入してじっくり学びたい人におすすめです。有料ですが、しっかり学びたいなら選択肢に入れておきましょう。
>> Kotlin プログラミング入門講座【Java 知識不要の初心者コースで基礎知識を学ぼう!】 | Udemy
Kotlinを効率よく独学するためのコツ

コツ1:質問力を身につける
独学の場合、不明点やエラーが解決できずにそのまま挫折するパターンが多いです。学習で行き詰まったら、質問するクセをつけることが大切です。
プログラミング関連の質問をするなら、エンジニア向けのQ&Aサイトがおすすめです。現役のエンジニアやプログラミングに知見がある方から回答を貰えることが多いです。
おすすめのQ&Aサイトは下記のとおり。
ただし、回答者がスムーズに答えられるように質問力を身に着ける必要があります。
プログラミングに関するエラーなら、下記を踏まえて質問するようにしましょう。
- どんなエラー(現象)が発生したか
- エラーに至るまでの操作を具体的に
- どのような解決を望んでいるか
曖昧な質問では答えてくれる可能性も低いです。また、なんでもかんでも質問するのではなく、まずは自分で調べて解決策がないか、試してみましょう。
エンジニアとしてググって解決するスキルも必要です。
私も独学で躓いたときはよくQ&Aサイトを利用していますが、早ければ10分で回答を頂ける場合もあります。
独学でプログラミングを学習するなら、積極的にQ&Aサイトを活用しましょう。
コツ2:習慣化する
プログラミングを独学で学ぶ場合、一般的に400〜500時間必要と言われています。現役エンジニアとして必要なスキルを身につけるなら、1,000時間は確保したいところです。
それだけの時間を勉強するには、毎日継続してコツコツと続けることが大切です。
ただし毎日学習を続けるのは大変です。モチベーションが持続しないとつい勉強がサボりがちになって、そのまま挫折するパターンも有りえます。
そのため継続して学習するなら、毎日決まった時間に勉強ができるようにしておきましょう。
毎日決められた時間に学習することで、そのうち習慣化してきます。習慣化すれば学習を続けるのが苦ではなくなります。
コツ3:学習スケジュールを決めておく
基礎を学びたい場合、学習期間は2〜3ヶ月としておきましょう。それ以上長くなると飽きてきたり、学んだことを忘れて再度勉強し直すことになります。
1日1ページのペースで独学を進めても、いつまでたっても学習は終わりません。上述したように毎日学習時間は確保しておくことをおすすめします。
基礎学習はさっさと終わらせて、早めに次のステップに進みましょう。
まとめ
この記事ではKotlinを独学で学びたい人に向けて、おすすめの本と学習サイトを紹介しました。
プログラミングの学習は覚えることも多く大変ですが、学習サイトで基礎をしっかりと学ぶことで、スキルを身につけることは十分可能です。
【言語別】おすすめの学習本
最後にプログラミング言語別に、おすすめの本を紹介している記事をまとめました。
リンク先から確認できますので、ぜひ参考にしてください。
PHP | おすすめ本を確認する |
Java | おすすめ本を確認する |
Ruby | おすすめ本を確認する |
JavaScript | おすすめ本を確認する |
VBA | おすすめ本を確認する |
C言語 | おすすめ本を確認する |
C++ | おすすめ本を確認する |
C# | おすすめ本を確認する |
Python | おすすめ本を確認する |
Go言語 | おすすめ本を確認する |
Swift | おすすめ本を確認する |