Pythonを独学で学ぶにはどうすればいいのかわからない。
独学で学ぶためのロードマップを教えてほしい。
Pythonを独学で習得するなら、ロードマップに沿って正しい順番で学習することが大切です。
この記事では「Pythonは人気も高そうだし、とりあえず始めてみようかな?」という人に向けて、
- Pythonの概要や将来性
- Pythonを独学で学ぶためのロードマップ
- Pythonを独学で学ぶためのコツ
などについて紹介します。
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Contents
Pythonはプログラミング初心者におすすめの言語?

結論から言うと、Pythonは初心者向けのプログラミング言語です。
Python文法がシンプルでわかりやすいことから近年初心者向けの言語として、人気が高まっています。たとえば、初心者向けと言われる要因の1つとして、型の宣言が不要ということが挙げられます。
Pythonは動的型付けにより、代入された値によって型が自動で判断されます。これはC言語やJavaを学んでからPythonに入ると、型の手続きが不要なので地味に驚きます。
たとえば、次のように変数の宣言と同時に代入ができます。
# 変数の宣言と代入
hello = ‘hello world’
num = 10
# 変数の値を出力
print(hello)
print(num)
そのため、Pythonは少ない記述量でプログラミングが可能なのです。
わかりやすく初心者でも理解しやすいといえます。
- 文法がシンプルでわかりやすい
- 少ない記述量でプログラミングができる
- 教育の現場でも採用されている
- さまざまな分野で使われている
Pythonでできること
Pythonは特定の用途に特化しない汎用プログラミング言語です。そのため、さまざまな開発の現場で採用されています。
たとえば、Pythonでは次のようなことができます。
- 業務用アプリケーション・ツール
- Webサービス・アプリケーション
- Webサイトのデータ収集
- 機械学習・深層学習(ディープラーニング)
Pythonでは業務を効率化できるツールも簡単に作れます。PythonでExcelのマクロを自動化するなんてことも可能です。
また、Webサービスを効率的に開発できるフレームワークも用意されています。PythonでWebプログラミングをする企業も増加傾向です。
機械学習・深層学習の分野でもPythonは人気が高まっています。その理由として、計算や分析用のライブラリも豊富に用意されていることが挙げられます。
ライブラリを使うことで簡単に分析ができるので、とくに機械学習の分野ではPython一強となっています。
【2022年】Pythonの需要や将来性
ここではPythonの気になる需要や将来性について、詳しく解説していきます。
人気プログラミング言語の指標であるTIOBEでPythonの人気度を調べてみると、2022年現在で1位であることがわかります。

Pythonが人気が高い理由としては、上述したように初心者向けの言語であること。
さまざまな分野での開発が可能で、効率的に開発できるフレームワークや計算用のライブラリも豊富であることが挙げられます。
Pythonの人気が高いことはわかったけど実際に需要はあるの?
実際にPythonの国内での需要や将来性はどうでしょうか?
転職者向けの求人サービスのdodaでPythonの求人数を調べてみたところ、2022年現在で3,372件あります。
次にフリーランスエンジニア向け求人サービスであるレバテックフリーランスでは1978件の求人がありました。
今後、人工知能(AI)の分野の需要は伸びると予想されます。人工知能開発で用いられる機械学習・深層学習で、支持が高いPythonの需要もさらに高くなると思われます。
Pythonは扱いやすいことから、Webサービスでの需要も高くなると予想されます。そのため、Pythonは覚えておいて損はない言語といえるでしょう。
Pythonを独学で学ぶためのロードマップ

ここではPythonのロードマップについて、詳しく解説します。
未経験からPythonを独学で習得したい場合、プログラミングの概要を理解し、正しい順番で学習することをおすすめします。
独学で習得するなら、学習サイトや学習本で実際に手を動かしながら、学んでいくことが大切です。
- 必要なスキルを理解する
- Pythonの学習環境を構築する
- Pythonの基礎を理解する
- オリジナルポートフォリオを作成する
ステップ1:Pythonを習得するために必要なスキル
Pythonを習得するにはどんなスキルが必要なの?
- Pythonの基本文法
- Web開発の場合:JavaScript|HTML/CSS|Webフレームワーク
- 人工知能の場合:機械学習|深層学習|機械学習むけライブラリ
Pythonで何を開発するかによって必要なスキルは変わります。
Webサービスやアプリの開発をするなら、Web開発に関するスキルが必要です。人工知能の分野なら機械学習や深層学習に関する分析・統計などの知識が必要です。
Pythonの基本文法は習得するのにそれほど難しくありませんが、開発するものによっては一気に難易度が上がります。
とくに機械学習・深層学習などは、さまざまな専門スキルや用語を覚える必要があるので、根気よく学習する必要があります。
ステップ2:Pythonの学習環境を整えよう
これからPythonの学習を始めたいけど、学習環境はどうやって作ればいいの?
Pythonで基本的な学習を始めたい場合、まずPythonが動く環境を構築する必要があります。
Pythonのプログラムは拡張子「.py」のファイルたとえばsample.pyというファイルを作成してプログラムを記述します。
そして、Pythonのプログラムを動かすには「python ファイル名.py」コマンドをターミナルやコマンドプロンプトで実行します。
MacならすでにPythonがインストールされていますが、Windowsの場合は別途Pythonをインストールする必要があります。
Pythonのインストール:https://www.python.jp/install/windows/install_py3.html
機械学習の分野の学習をするなら、Jupyterもおすすめです。
ステップ3:Pythonの基礎を理解する
Pythonは文法もわかりやすく初心者向けの言語です。
ただし、自分で手を動かしながら1つずつ基礎を学んでいかないと、途中でついていけなくなって挫折する可能性が高いです。
Pythonの基礎学習は、本とサイトを併用しながら学ぶことをおすすめします。
おすすめの本と学習サイトについては、次の記事で詳しく解説しています。
ステップ4:ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとはデザイナーやエンジニアが、自分の実績やスキルを証明するための作品集のようなものです。
- 実績をアピールできる
- 作成する過程で応用力が身につく
- 就職・転職で評価されやすい
このようにポートフォリオは作成しておくことで、就職や転職のときにアピールする手段として活用できるのでぜひチャレンジしてみましょう。
Pythonを独学で効率よく学ぶ3つのコツ

コツ1:質問力を身につける
独学の場合、不明点やエラーが解決できずにそのまま挫折するパターンが多いです。学習で行き詰まったら、質問するクセをつけることが大切です。
プログラミング関連の質問をするなら、エンジニア向けのQ&Aサイトがおすすめです。現役のエンジニアやプログラミングに知見がある方から回答を貰えることが多いです。
おすすめのQ&Aサイトは下記のとおり。
ただし、回答者がスムーズに答えられるように質問力を身に着ける必要があります。
プログラミングに関するエラーなら、下記を踏まえて質問するようにしましょう。
- どんなエラー(現象)が発生したか
- エラーに至るまでの操作を具体的に
- どのような解決を望んでいるか
曖昧な質問では答えてくれる可能性も低いです。またなんでもかんでも質問するのではなく、まずは自分で調べて解決策がないか、試してみましょう。
エンジニアとしてググって解決するスキルも必要です。
私も独学で躓いたときはよくQ&Aサイトを利用していますが、早ければ10分で回答を頂ける場合もあります。
独学でプログラミングを学習するなら、積極的にQ&Aサイトを活用しましょう。
コツ2:習慣化する
プログラミングを独学で学ぶ場合、一般的に400〜500時間必要といわれています。現役エンジニアとして必要なスキルを身につけるなら、1,000時間は確保したいところです。
それだけの時間を勉強するには、毎日継続してコツコツと続けることが大切です。
ただし毎日学習を続けるのは大変です。モチベーションが持続しないとつい勉強がサボりがちになって、そのまま挫折するパターンも有りえます。
そのため継続して学習するなら、毎日決まった時間に勉強ができるようにしておきましょう。
毎日決められた時間に学習することで、そのうち習慣化してきます。習慣化すれば学習を続けるのが苦ではなくなります。
コツ3:学習スケジュールを決めておく
基礎を学びたい場合、学習期間は2〜3ヶ月としておきましょう。それ以上長くなると飽きてきたり、学んだことを忘れて再度勉強し直すことになります。
1日1ページのペースで進めても、いつまでたっても学習は終わりません。上述したように毎日学習時間は確保しておくことをおすすめします。
基礎学習はさっさと終わらせて、早めに次のステップに進みましょう。
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- Pythonを独学で学ぶ自信がない
- もっと効率よく学習したい
- 転職/独立のサポートも受けたい
Pythonを独学で学ぶのに自信がない人は、プログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。私は独学のあとにスクールで学んでエンジニアになりました。
- 独自のカリキュラムで効率よく学習できる
- わからないことは質問してすぐ解決できる
- 就職や転職、独立のサポートもしてくれる
ここでは、Pythonが学べるおすすめのプログラミングスクールを紹介します。
TechAcademy(テックアカデミー)

運営会社 | キラメックス株式会社 |
サービス概要 | 選抜された現役エンジニアから学べるオンラインスクール |
受講形式 | 完全オンライン |
料金(税込) | 4週間:174,900円 8週間:229,900円 12週間:284,900円 16週間:339,900円 |
おすすめできる人 | ・10代~40代で転職を考えている方 ・今後フリーランスとして働きたい方 ・過去にプログラミングの勉強で挫折した方 |
テックアカデミー(TechAcademy)は、選抜した現役エンジニアからオンラインで学べるプログラミングスクールです。
教室に通うことなく自宅でもプロからオリジナルアプリ、サービス開発までしっかり学べます。
- 講師は全員が現役エンジニア
- 自宅にいながらオンラインで学習が完結
- 受講生1人につきプロのパーソナルメンターがつく
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Pythonコースでは、受講期間内に機械学習のプログラムで「画像を解析して分類」「データから花の種類を分類」「住宅価格の分析と予想」「ビットコインの価格変動を予測」を学びます。
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テックアカデミーは未経験から実践的なスキルを学べるスクールです。
初心者の9割以上が挫折せずに学べています。
テックアカデミーは10〜40代の幅広い層が受講しています。
次の方におすすめのスクールです!
・働きながら副業したい!
・スキルを習得して就職/転職したい!
・今後はフリーランスとして働きたい!
関連記事:テックアカデミーのPythonコースはおすすめ?詳細や口コミを紹介
CodeCamp(コードキャンプ)

運営会社 | コードキャンプ株式会社 |
サービス概要 | 現役エンジニアによるプログラミング、アプリ開発を学べる! 日本初のマンツーマンのプログラミングスクール |
料金(税込) | Pythonデータサイエンスコースの場合 ・入学金:33,000円 ・2ヶ月プラン:165,000円 ・4ヶ月プラン:275,000円 ・6ヶ月プラン:330,000円 |
おすすめできる人 | ・10代~40代でエンジニアとして就職/転職したい方 ・フリーランスに転身を考えている方 |
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レッスン満足度94.6%、現役エンジニアから実践的なスキルを学べる
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関連記事:CodeCamp(コードキャンプ)のリアルな評判まとめ【卒業生に独自アンケート】
まとめ
ここではPythonの概要や将来性、初心者がPythonでプログラミングを習得するための、おすすめロードマップについて解説しました。
Pythonは初心者でも扱いやすいことや、機械学習の分野でも人気が高いことから、これからも需要が伸びてくる言語と言えます。
この機会にぜひPythonを学んでみてはいかがでしょうか?