- 独学でExcel VBAを学びたいけど、おすすめの本を知りたいな
- 本で学習するときの注意点について知りたい
これから独学でExcel VBAの本を購入して学ぼうと思っても、どの本にするべきかわからない人も多いのでは?
Excel VBA(ビジュアルベーシック・フォー・アプリケーションズ)は、Microsoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語です。
使用用途は主にExcelでの機能をカスタマイズしたり、入力処理を自動化、拡張することが可能。わかりやすく覚えやすいことから、初心者向きの言語です。
この記事では、独学で効率よく学習したい人に向けて、Excel VBAのおすすめ学習本を紹介します。本で学習する際の注意点についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【初心者向け】Excel VBAのおすすめ本7選

ここでは初心者向けに、独学でExcel VBAを学ぶのに最適な学習本を紹介します。
できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel VBA (できるイラストで学ぶシリーズ)
「できるイラストで学ぶシリーズ」は、豊富なイラストと案内役のキャラクターでわかりやすく学べるシリーズです。
本書ではExcel VBAの基本を噛み砕いて解説していますので、初心者でもつまづくことなく学べます。演習問題も豊富ですので、一通り学習すればExcel VBAの書き方のコツが身につけられます。
スラスラ読める Excel VBA ふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ)
プログラミング未経験だけど、これからExcel VBAを始めてみたい、あるいは仕事効率化のためにExcel VBAを基礎から学びたい、他の入門書で挫折してしまった…。という人におすすめの本です。
Excel VBAで使うマクロがどう動くか、初心者でもわかりやすく理解できるようになっています。また応用問題も用意していますので、Excel VBAの基礎がしっかり身につきます。
Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本[第2版]
本書ではプログラミング経験が未経験の人でも、理解できるようにExcel VBAの基礎であるオブジェクトや演算子、条件分岐、ループ、変数、関数などをやさしく解説しています。
各基礎文法について、わかりやすいイラストと説明文で、初心者でもつまづきにくい内容となっています。計算ドリルや販売管理アプリを作成していく過程で、Excel VBAを確実に身につけられます。
Excel VBA塾【動画✕本で学ぶ! 】 ~初心者OK! 仕事をマクロで自動化する12のレッスン
本書Excel VBA塾では、人気講師「エクセル兄さん」による動画とテキストでわかりやすく学べます。個人的にも、動画とテキストがセットになった教材は学びやすいのでおすすめです。
各セクションの学習の仕上げに確認問題もありますので、Excel VBAの理解を深めることが可能です。また、確認問題にもしっかり動画で解説しています。
Excel VBA 脱初心者のための集中講座
「Excel VBA塾」と同じ著者による、脱初心者向けの学習本です。こちらの本も動画とテキストでExcel VBAをわかりやすく学べます。
タイトルに脱初心者とあるように、生産性を上げる方法や、マクロの設計、各オフィス製品との連携など、脱初心者を目指した内容になっています。
パーフェクトExcel VBA (PERFECT SERIES)
本書はExcel VBAの基礎学習のみにとどまらず、完全マスターを目指した学習本です。ページ数は576ページと豊富な内容で、学習が終わったあともリファレンスとして使えます。
Excel VBAを独学で完全マスターしたい人におすすめの一冊です。
入門レベルでは決して足りない実務に必須のスキルとは ExcelVBA 実戦のための技術
本書ではExcel VBAの「実践的なスキルを身につけること」を目的とした内容となっています。実務で使う上で絶対必要になる知識や考え方、コツなどを網羅的に解説しています。
初心者向けの入門書ではありませんので、他の本である程度基礎を身につけた後、2冊目として購入することをおすすめします。
VBAを本で独学するときの注意点4つ

ここでは、Excel VBAを本で独学するときの注意点について紹介します。
- 出版日はなるべく新しい日付のものを購入する
- 全てを理解しない
- 学習スケジュールを決めておく
- 自分でプログラムを作ってみる
① 出版日は新しい日付のものを購入しよう
Excel VBAに限らず、プログラミング言語は仕様や新機能が都度アップデートされることがあります。そのため出版日が古い書籍は、最新版の仕様に準拠していない場合もあります。
書籍によっては内容が古すぎて、最新バージョンの言語では全く使えない場合もあります。出版日が古くなく、なるべく最新版の書籍を購入するようにしましょう。
② 全てを理解しない
Excel VBAはマクロを自動化したりGUIツールが作れるプログラミング言語です。そのためできることが多く機能が豊富なため、覚えることがたくさんあります。
本で学習する際は、これらを全て丸暗記する必要はありません。おそらく暗記してもすぐに忘れてしまいますし、膨大な学習時間が掛かってしまいます。
よく使う変数、条件式、繰り返し、関数などの基本の形については、ざっと使い方を理解して、実装できる程度にとどめておくと良いでしょう。
③ 学習スケジュールを決めておく
書籍で基礎を学びたい場合、学習期間は2〜3ヶ月としておきましょう。それ以上長くなるとモチベーションが保ちにくくなったり、学んだことを忘れてまた勉強し直すことになります。
1日1ページのペースで進めてもいつまでたっても終わりませんので、毎日学習時間は確保しておくことをおすすめします。
基礎学習はさっさと終わらせて、早めに次のステップに進みましょう。
④ 学習の仕上げに自分でプログラムを作る
Excel VBAに限らずプログラミングの学習は、本の内容をなぞるだけでは、すぐに内容を忘れてしまいます。
そのため、ある程度Excel VBAの基礎を習得したら、自分でオリジナルのプログラムを作成してみましょう。
既に業務で使用しているExcelファイルを、VBAを使用して効率化を考えてみるのもよいですし、入力フォームなどのGUIツールを作成してみるのもありです。
実用的なプログラムを作成することで、応用力を身につけられます。
まとめ
この記事では、VBAを独学で学ぶためのおすすめ本を紹介しました。また、本で学習する際の注意点についても紹介しました。
VBAは非エンジニアでも使う機会が多く、今後も職場での需要は高いといえます。覚えることも多く大変ですが、本で基礎をしっかりと学ぶことでスキルを身につけることは十分可能です。
【言語別】おすすめの学習本
最後にプログラミング言語別に、おすすめの本を紹介している記事をまとめました。
リンク先から確認できますので、ぜひ参考にしてください。
PHP | おすすめ本を確認する |
Java | おすすめ本を確認する |
Ruby | おすすめ本を確認する |
JavaScript | おすすめ本を確認する |
C言語 | おすすめ本を確認する |
C++ | おすすめ本を確認する |
C# | おすすめ本を確認する |
Python | おすすめ本を確認する |
Go言語 | おすすめ本を確認する |
Swift | おすすめ本を確認する |
Kotlin | おすすめ本を確認する |