- Webライターだけど文章が書けなさすぎてつらい
- 何を書けばいいのかわからない…
Webライターにとって文章が書けないという悩みは死活問題になります。しかし、文章を書くのに苦手意識を持っている人が多いのもまた事実です。
文章を早く正確に書くためには、書くためのコツを理解する必要があります。
ここでは、ライティングのスピードをもっと上げたい人、なかなか書けなくて困っている人に向けて、ライター歴6年以上の私が、書けるようになるにはどうすればいいか?について解説していきます。
Webライティングにおける書けないを解決する5つの方法

Webライティングで「書けない……」を解決するには、以下の5つを実践することをおすすめします。
- とにかく集中する
- 素材を十分に集める
- 構造化する
- きれいに書こうとしない
- 長文は短い文章の塊と考える
とにかく集中する
何事も集中すれば、それなりに生産性は上がります。
そのためにはWebライターとして、文章を書くことに集中できる環境を整えましょう。作業部屋や机、デスクトップを整理整頓して、雑念が生まれない環境を作るのがまず大切です。
また、PCを起動したらTwitterやFacebookを確認してしまうなんてことがないようにしましょう。人間そんなに集中力が続かないので、ポモドーロタイマーで25分集中したら、5分休憩のサイクルを繰り返してメリハリをつけるのも有効です。
とにかく目の前の仕事に集中するようにしましょう。
素材を十分に集める
こちらの書籍で紹介されていましたが、文章を書くためには必要な素材を集めることが大切です。
文章が書けない要因として、読み手に伝えるための素材集めを怠っていることが多いと言えます。記事の内容によっては文章となる素材集めが重要となりますので、ここを怠るといつまでたっても文章が書けない…なんてことになりかねません。
素材集めのポイントとしては、「自分の経験」「関連するキーワードで検索」「Q&Aサイトで質問」「競合サイトの分析」などを行い必要となる素材を集めます。
この、素材集めを十分にやる・やらないで後々のパフォーマンスが変わってきます。
素材を集めないで書き始める人もいますが、あまりおすすめできません。わからないことがあったらその度に調べることになるので無駄な労力を要します。
それなら最初に素材を十分に集めた上で書き始めたほうが遥かに効率的です。素材を集めないで文章を書ける人は、その分野に精通しているからです。
構造化する
文章というか構成の話になるのですが、文章を書く上で構成がしっかりしていないと、ちぐはぐな内容になってしまいます。
頭の中の考えを明確化するには、ピラミッド理論という考え方が有効です。伝えるべきことは事前にピラミッド型にすることで、全体が見下ろせてくるので、それぞれ書くべきことが明確になります。
また、Q&A(質疑応答)の対話形式で答えの理由付けを行うことで、読者の興味を引きやすくなる文章が書けるようになります。
ピラミッド理論については以下の書籍で詳しく解説しています。
この書籍は結構分厚くて読み応えがありますが、物書きとして、ぜひ一読しておくことをおすすめします。ピラミッド理論、トップダウン・アプローチを知っている、知っていないで今後のライターとしてのキャリアに大きく影響していくのではないかと思えるくらい重要なことが書いてあります。
以前ブログでも紹介しましたが「考える技術・書く技術」は文章を書く上で必要な構造化について、わかりやすく解説しています。
全ライター必読の書です!
分厚い本ですが、時間のある方はぜひ!https://t.co/bQUBVfSoBO pic.twitter.com/09hwPqOgXY
— フリカツ@フリーランスWEBライター&エンジニア (@taka_taka_59) August 26, 2019
きれいに書こうとしない
文章をきれいに、うまく書こうとすると、神経質になって書くのが遅くなる原因となります。また、文章をうまく書けないことによるストレスから、書く事自体が嫌になっていまう……。なんてことにもなりかねません。
下手に文章にこだわるよりは、ユーザーファーストの視点で文章を書いたほうが良いと考えます。
私もライター歴6年ですが、いまだに文章の基本を忘れてしまうことがあったり、実はわかってなかったりしています……。最近ではとにかくわかりやすく書くことを心がけていますが、それでもなんとかなっています。
長文は短い文章の塊と考える
長文を書くのが苦手な人がいますが、長文は短い文章の塊です。
文章を一つのプロジェクトとみなし、各見出しや章を1つのタスクと考えることで、心理的負担を減らすことができます。
文章の構成がしっかりと決まっていれば、律儀に最初から書き始める必要はありません。書きやすそうな見出しから書き始めて、軌道に乗ることができれば、一気に生産性を上げることができます。
とにかく手を動かすことが大切です。
そもそも文章が書くのが苦痛な場合

ライティングに限った話ではありませんが、何事も向き・不向きがあります。
文章が書くのが苦痛な場合は本当にライティングが向いているのか、今一度考えたほうが良いでしょう。文章が書けなさすぎて悩みすぎるとノイローゼになってしまうこともあり得ます。
書く内容が興味なくてつらい場合は、他の分野にチャレンジしてみたり、興味を持てるよう努力する必要があります。
そもそも文章を書くのが苦痛な場合は、他の道を探したほうがよいか、文章力を磨くための努力をしてみましょう。
もし、在宅でできるからWebライターになったのなら、他の在宅でできる仕事を探してみるのも良いです。
まとめ
ここではWebライターとして、文章を書けるようになるにはどうすれば良いか?ということを自身の経験からお伝えしていきました。
文章を書くスピードは人それぞれですが、文章を書くための基本的なことを身につけるだけで、書く速さが上昇します。
ぜひここで紹介したことを実践してWebライターの実績を上げていきましょう。