- Webライティングでリサーチするにはどんな順番でやったらいいの?
- 効率よくリサーチするにはどうすればいいの?
せっかくWebライターになったのに、記事を効率よく書けずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
Webライターとして、効率よく書くためには何よりもリサーチが大切です。リサーチ力を身につけることで記事を効率よく書けるようになるので、時短にもつながり数をこなせるようになります。
ここではWebライターとしてリサーチ力を身につけたい方にむけて、
- リサーチで必要な項目
- 効率よくリサーチする方法
について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
どうしてリサーチが必要なの
Webライティングに限らず、記事を書くときにはまず徹底的なリサーチが必要です。
十分なリサーチをしないまま流れで書き始めると、途中で内容が破綻したり、つじつまがあわなくなって大幅な手戻りが発生することもあります。
もし、自分がこれから書く分野のプロフェッショナルで、知識を網羅しているなら別ですが、専門知識のないWebライターの場合、付け焼き刃的な知識で記事を書くことになります。
しかし、ユーザーが満足する記事を書くには、その分野の知識がなくても十分にリサーチをして納得のいく情報を網羅しなければ、記事を読まれないばかりか、読んでもらえたとしてもすぐに離脱してしまいます。
そして内容の薄い記事ばかりを載せているメディアは、検索上位に浮上することもできず、トラフィックを増やすことができないので、認知度も上がらずコンバージョン率も低いままで終わってしまいます。
そのため、面倒でもリサーチはしっかりとやるように心がけましょう。
Webライティングでリサーチに必要な項目

関連キーワードを洗い出す
関連キーワードとは、対象のキーワードの複合語のことをさします。
例えば「フリーランス 稼ぐ」が対象KWの場合は、
- フリーランス 稼ぐ 方法
- フリーランス 稼ぐ 人
- フリーランス エンジニア 稼ぐ
などが複合語です。
関連キーワードを洗い出すことで、ユーザーがそのキーワードでどんなことを求めているのかがわかるようになります。
洗い出すことによって、「フリーランス 稼ぐ」で検索している人は、
- フリーランスとして稼ぐ方法が知りたい
- フリーランスとして稼ぐ人ってどんな人?
- フリーランスのエンジニアで稼ぐためにはどうすればいいの?
ということがわかってきますね。
そんな関連キーワードは、関連キーワード取得ツール(仮名・β版)、goodkeywordなどのツールで簡単に取得できます。
競合調査
SEO対策をして競合より上位にランクインしたい場合は、競合調査は必須です。対象キーワードでググってみて10位までの記事を調べてみましょう。
ただし、じっくり調べると時間がかかるので、「記事タイトル」「見出し」「見出しの内容」を簡単に調査する程度にとどめます。
競合調査をすることで、競合サイトがどんな構成で上位を取得できているかがわかります。
質問サイトの調査
よりユーザーのニーズに合った記事を作成するなら、質問サイトも活用しましょう。
対象のキーワードで検索してみて、ユーザーがどんな悩みを抱えているのか調べてみるのも有効です。
質問サイトとしては、以下のサイトを抑えておけば大丈夫です。
また、質問数が少ない場合は自分で質問してみてもよいでしょう。
根拠のある数値が欲しい場合
記事によっては信頼性を担保するために、数値を紹介する必要がありますが、個人サイトをそのまま参考にするには危険です。
個人サイトはそもそも情報が間違っていることも多いので、データの大本は企業や公式など信頼のおけるサイトから取得しましょう。
たとえば、フリーランスのデータだったらフリーランス白書を参考にするといった手段もあります。
書籍で調べる
専門性の高い情報が必要な場合、ネットのみでは限界がある場合があります。専門性が高く、競合が少ないキーワードの場合、個人サイトが上位にくることが多いですが、個人サイトでは解説の内容があいまいだったり、上述したようにそのそも内容自体が間違っている場合もあります。
どうしても信頼できる情報が得られない場合は、思い切って書籍を購入する必要もあります。フリーランスなら書籍代は経費で落とせるので、必要な情報はお金を出してでも買いましょう。
また、どうしてもお金がもったいない場合は、図書館で調べるという手段もあります。ただ図書館の場合は専門的な書籍を置いていないところもありますので、無駄足にならないように事前に調べたい内容の書籍が置いてあるかの確認はしておきましょう。
ペルソナを決める
ペルソナは、この記事を読んでもらうためのユーザー像のことで、名前、年齢、性別、職業、年収、家族構成、休日の過ごし方などのを細かく設定します。
ペルソナを設定した上で、その人に語りかけるように記事を書いていくことで、よりユーザーのニーズにマッチした内容になります。
逆にペルソナ像がはっきりしていないと、誰に向けて書いている記事かわからなくなったり、内容がぶれてしまいます。
ペルソナの作り方については、以下の記事を参考にしてください。
効率よくリサーチするには

Webライティングあるあるですが、書いていると内容が思いつかずに手が止まってしまうことがよくあります。
途中で手が止まって書き進められない原因っていろいろあると思うけど、以下実践するといいかも。
・企画の段階で徹底的に調査する
・とにかく手を動かす
・制限時間を設けるあと下手に休憩入れると今までの流れが断ち切られることもあるので注意。
— フリカツ@フリーランス (@taka_taka_59) August 23, 2019
こちらでツイートしていますが手が止まってしまう場合は、ほぼ調査不足が原因ですので、企画・リサーチの段階で必要な情報は全て出し切るつもりで調べましょう。
必要な情報さえ全てそろっていれば、Webライティングにおける全工程の内、7割は完了していると思っていただいても大丈夫です。
ただし、リサーチにずるずると時間をかけすぎると、いつまでたっても本文まで進まないので、ある程度時間を区切って効率よくリサーチすることが大切です。
たとえば、関連キーワード3分、競合調査10分のように項目ごとに制限時間を決めて、その時間内に終わらせるようにしましょう。
記事を書くときの注意点

十分なリサーチができたらあとは構成を決めて、本文を書いていくだけですが注意点があります。
ライターによっては他の競合サイトの記事を部分的にコピペして使う場合もありますが、コピペは基本的にNGです。著作権法にも引っかかるので、必ず自分の言葉として書くようにしましょう。
コピペが発覚した場合、企業のブランドイメージを著しく損ねる可能性もあり、クライアントに不利益が被ってしまうばかりか、訴えられることもあります。
また、コピペしているつもりはなくても、競合と内容が似通ってしまうこともありますので、必ずオリジナルの構成・文章を書くように心がけてください。
Webライターとして稼ぐためには
ここまで読んで「自分はライターとして向いてないかも……。」と感じている人もいるのではないでしょうか?
しかし、Webライターとして生活できるレベルまで稼ぐためには、専門的なスキルや戦略がそれなりに必要になります。
- Webライターとして基本的なスキルを知っておきたい。
- 効率よく仕事の生産性を上げる方法を身につけたい。
と感じている方は、こちらにライターとして読んでおきたい本を15冊紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
基本的なライティングスキルから仕事術、ライターとして必要なマーケティング関連の本まで網羅的に紹介しています。