Pythonのンストール、プログラミングの世界への最初のステップだけど、なんだか難しそう…って思っていませんか?
大丈夫、この記事を読めば、WindowsでもMacでも、驚くほどスムーズにPythonの環境構築が終わっちゃいます!
インストールでつまづくなんてもったいない! この記事を読んで、サクッとPythonの世界への扉を開けちゃいましょう。
この記事でわかること
- なぜ自分のPCにPythonインストールが必要か、その理由がスッキリわかる
- どのPythonバージョンを選べばいいか、迷わず決められるようになる
- 具体的なインストール手順が、手に取るようにわかる
- インストールが成功したか確認する簡単な方法が身につく
- もしもの時のエラー対処法も、ちゃんと書いてあるから心強い
なぜ必要?Pythonインストールがプログラミング学習の「最初の関門」と言われる理由
「プログラミング学習だ!」と意気込んでも、まず最初に「Pythonをインストールしてください」って言われて、え?ってなりますよね。
Web上でコードを書けるサイトもあるのに、なんでわざわざ自分のパソコンに入れる必要があるの?って思うかもしれません。
理由はいくつかあるんだけど、一番は自分のパソコンで自由にPythonを動かせるようになるからです。Web上のサービスだと、使える機能(ライブラリって言います)が限られていたり、作ったプログラムを保存しにくかったりするんですね。
自分のPCにPythonがあれば、いつでも好きな時に、インターネット接続がなくてもプログラミングの練習ができちゃう。それに、データ分析やWebアプリ開発、ゲーム制作みたいな、もっと本格的なことをやろうとすると、自分のPCに環境を作るのが基本になるんです。
「環境構築」って聞くと難しそうだけど、要は「Python君、うちのPCで働けるように準備してね!」ってお願いする作業みたいなもの。
この最初のステップをクリアすれば、あとはPythonで何を作るか、ワクワクする段階に進めるわけです。だから、ちょっとだけ頑張って、一緒に最初の関門を突破しちゃいましょう!
Pythonインストール前の最終チェック!バージョン選びと事前確認
さあ、インストール!…とその前に、ちょっとだけ準備運動を。いくつか確認しておくと、後がスムーズに進みますよ。
まず、Pythonのバージョン選び。今はPython 3系を使うのが当たり前になっています。昔はPython 2系もよく使われていたんですが、もう公式のサポートは終わっているので、これから始めるなら迷わずPython 3を選びましょう。
特にこだわりがなければ、公式サイトで推奨されている最新の安定版(Stable Release)でOKです。この記事を書いている2025年4月23日時点では、Python 3.1X.Y みたいな感じですね。(XやYは数字)
次に、自分のPCスペック(特にOS)を確認しておきましょう。
- 使っているのはWindows? それともMac?
- Windowsなら、もしかしてすごく古いPCで32bit版だったりしない? (最近のPCならまず64bit版です)
- Macなら、Apple Silicon(M1, M2, M3など)搭載? それともIntel CPU? (インストーラーが対応してるかちょっとだけ気にする)
特にMacユーザーさんは注意。Macには最初からPython(古いバージョンだったりするけど)が入っていることがあります。
ターミナル(黒い画面のやつ)で `python --version` や `python3 --version` って打ってみて、何かバージョン番号が表示されるか確認してみるといいかも。でも、これから新しく入れるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ!
※ターミナルは画面右上のSpotlight検索(虫眼鏡アイコン)をクリックし、「ターミナル」と入力してEnterキーを押します。
または、「Finder」を開き、「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダにある「ターミナル」を起動します。
よし、準備運動終わり! いよいよインストール本番です!
【Windows編】Pythonインストールの手順を画像で完全解説
Windowsユーザーのみなさん、お待たせしました! ここからはWindows PCにPythonをインストールする手順を、一つ一つ見ていきましょう。
公式サイトからインストーラーをダウンロード
まずは、Pythonの公式サイトからインストーラー(インストール用のプログラム)をダウンロードします。変なサイトからダウンロードしないように、必ず公式サイトから!
上のリンクを開くと、最新版のダウンロードボタンがあるはずです。
「Download Python 3.1X.Y」みたいな黄色っぽいボタンをクリックすればOK。
もし32bit版が必要とか、古いバージョンが欲しいとか特殊な事情がなければ、この一番目立つボタンからダウンロードするのが簡単です。ファイル名が「python-3.1X.Y-amd64.exe」みたいになってるはず。
Windows installer (64-bit)あたりがおすすめです。これをPCのわかりやすい場所(ダウンロードフォルダとかデスクトップとか)に保存してください。
インストーラー実行!「Add Python to PATH」は最重要チェックポイント
ダウンロードした `.exe` ファイルをダブルクリックして実行しましょう!
インストーラーが起動すると、こんな感じの画面が出るはず。ここで、絶対に、絶対に忘れてはいけないのが、画面下の方にあるチェックボックス!
「Add Python 3.X to PATH」(またはそれに似た表現)
これです!ここにチェックを入れるのを絶対に忘れないでください! なんでかって言うと、ここにチェックを入れておくと、後でコマンドプロンプト(黒い画面)から「python」って打つだけでPythonを呼び出せるようになるんです。
チェックを入れ忘れると、いちいち面倒な設定をする羽目になるので、ここは本当に重要です! いいですか、必ずチェックですよ!
チェックを入れたら、「Install Now」をクリックしましょう。こっちを選べば、特に難しいことを考えずに標準的な設定でインストールしてくれます。初心者さんはこれで十分!
あとは、インストールが進むのを待つだけ。
少し時間がかかるかもしれませんので、コーヒーでも淹れて一息つきましょうか。
「Setup was successful」が出たらPythonインストール完了!
しばらく待つと…
「Setup was successful」と表示されたら、無事に完了です!
おめでとうございます! これであなたのWindows PCにPythonが入りました! 「Close」ボタンを押してインストーラーを閉じてください。
【Mac編】Pythonインストールの手順を画像で完全解説
Macユーザーのみなさん、こんにちは! MacへのPythonインストールも、基本的にはWindowsと同じ流れですよ。サクッと終わらせちゃいましょう!
公式サイトからインストーラーをダウンロード
まずは、Windowsと同じくPython公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
Python公式サイト macOS Downloadsページ
上のリンクを開くと、macOS用の最新版インストーラーが見つかるはず。
「Download macOS 64-bit universal2 installer」みたいなリンクがあると思います。これをクリックしてダウンロードしましょう。
macOS 64-bit universal2 installerを選んでおけば、Intel MacでもApple Silicon Macでも動くので安心です。ダウンロードフォルダなどに保存してくださいね。
インストーラー実行と設定
ダウンロードした `.pkg` ファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動します。
Windows版と少し見た目が違いますが、やることは大体同じ。画面の指示に従って進めていきます。
「はじめに」「大切な情報(Read Me)」「使用許諾契約」などが表示されるので、内容を確認しながら進みましょう。
使用許諾契約では「同意する」をクリックしないと進めません。
次にインストール先を選びますが、通常はそのまま「インストール」をクリックすればOKです。
ここで、Macのログインパスワード(またはTouch ID)を求められる場合があります。これは、ソフトウェアをインストールするための許可を与えるためなので、入力して「ソフトウェアをインストール」をクリックしてください。
あとはインストールが終わるのを待つだけ。Mac版は比較的早く終わることが多いですよ。
インストール完了!
「インストールが完了しました。」的なメッセージが出れば成功です!
やりましたね! これでMacでもPythonが使えるようになりました。「閉じる」をクリックしてインストーラーを終了しましょう。インストーラーのファイル自体はもう不要なので、ゴミ箱に入れてしまっても大丈夫です。
Pythonインストール成功!動くか確認する「儀式」をしよう
さあ、無事にPythonのインストールが終わりました!でも、本当にちゃんと動くのか、ちょっと不安ですよね? 大丈夫、ちゃんと確認する方法があります。
これをやっておけば、自信を持って次のステップに進めますよ。パソコンに「ちゃんとインストールできたかな?」って聞いてみる、ちょっとした「儀式」みたいなものです。
確認には「ターミナル」または「コマンドプロンプト」という、いわゆる「黒い画面」を使います。怖がらなくて大丈夫! 簡単な命令を打ち込むだけですから。
- Windowsの場合:「スタートメニュー」で「cmd」と検索して「コマンド プロンプト」を起動
- Macの場合:「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダ内にある「ターミナル.app」を起動 (Spotlight検索で「ターミナル」と入力してもOK)
黒い画面が出てきましたか? よし、儀式を始めましょう!
バージョン確認:PythonがPCに認識されているかチェック
まずは、インストールしたPythonがパソコンにちゃんと認識されているか、バージョンを聞いてみましょう。
黒い画面に、以下のように打ち込んでEnterキーを押してください。
python --version
あるいは、MacやLinux、WindowsでPATH設定をちゃんとした場合は、python3
と打つ方が確実かもしれません。
python3 --version
どうですか? Python 3.1X.Y
のように、インストールしたはずのバージョン番号が表示されれば大成功! Python君がちゃんとパソコンにいる証拠です!
もし「そんなコマンドないよ!」みたいなエラーメッセージが出た場合は、WindowsならPATH設定がうまくいってない可能性が高いです。
落ち着いて、Windowsのインストール手順に戻って「Add Python to PATH」のチェックを確認するか、後述のトラブルシューティングを見てみてくださいね。Macでエラーが出る場合は、インストール自体が失敗している可能性も考えられます。
簡単なコードで動作確認:「Hello, Python!」を出力してみよう
バージョン確認ができたら、次は実際にPythonを動かしてみましょう! 簡単な命令で「Hello, Python!」という文字を表示させてみます。これができれば、もうあなたは立派なPython使いの卵ですよ!
黒い画面に、今度はこう打ち込んでEnterキーを押してください。
python
または
python3
すると、>>>
みたいな記号が表示されて、Pythonとお話しできるモード(対話モードとかインタプリタって言います)になります。
この >>>
の後に、print("Hello, Python!")
と打ち込んでみてください。打ち終わったらEnterキー!
>>> print("Hello, Python!") Hello, Python! >>>
どうでしょう? 次の行に `Hello, Python!` って表示されましたか? 表示されたら、完璧です! あなたのパソコンで、あなたの命令で、Pythonが動きました!感動的!
このお話しモードを終わらせるには、exit()
と打ち込んでEnterキーを押せばOKです。
>>> exit()
これで確認の儀式は終了! 自信を持って次に進みましょう!
もしPythonインストールでエラーが出たら?初心者がつまずく原因と解決策
「ちゃんと手順通りやったはずなのに、バージョン確認でエラーが出た…」「インストーラーが起動しない!」なんてこともあるかもしれません。でも、焦らないで。よくあるつまずきポイントと、その解決策をいくつか紹介しますね。
「コマンドが見つかりません」エラー (command not found / 'python' is not recognized...)
バージョン確認の時に `python --version` って打ったら、「そんなコマンド知らないよ」的なメッセージが出ちゃうパターン。これは特にWindowsでよくあります。
原因のほとんどは「PATH(パス)設定」がうまくいっていないことです。思い出してください、Windowsのインストール手順で「Add Python to PATH」にチェックを入れるのが超重要って言いましたよね? もしかしたら、あのチェックを忘れてしまったのかもしれません。
対処法としては
- もう一度インストーラーを起動して、「Modify(変更)」を選び、「PATH」に関する項目にチェックが入っているか確認し、入っていなければチェックして進める。
- Windowsの環境変数を手動で設定する(ちょっとだけ手順が複雑になるので、調べてみるか、再インストールの方が早いかも)。
まずはインストーラーでの再確認を試してみてください!
インストーラーが起動しない/エラーが出る
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしても何も起こらない、あるいは変なエラーメッセージが出てインストールが始まらない、途中で止まってしまう、という場合。
考えられる原因と試してみてほしいこと
- ダウンロードしたファイルが壊れている → もう一度公式サイトからダウンロードし直してみる。
- セキュリティソフトが邪魔している → 一時的にセキュリティソフトを無効にして試してみる(自己責任でお願いしますね!)。
- パソコンのスペック(OSのビット数など)と合っていないインストーラーをダウンロードした → 自分のPC環境を確認して、合ったインストーラーをダウンロードし直す。
- 管理者権限がなくて実行できない(Windows) → インストーラーファイルを右クリックして「管理者として実行」を選んでみる。
意外とダウンロードし直しや、管理者として実行で解決することが多いですよ。諦めずに試してみてくださいね。
Pythonインストール完了!次は何を学ぶ?
ここまで本当にお疲れ様でした! 無事にPythonがインストールできて、動作確認まで完了しましたね!
これでようやく、Pythonプログラミングのスタートラインに立てたわけです。あなたはもうPythonプログラマーへの扉を開けたのです!
「で、次は何をすればいいの?」って思いますよね。
まずは、簡単なプログラムを自分で書いて動かしてみるのがおすすめです。
- テキストエディタ(メモ帳でもいいけど、VSCodeみたいなプログラミング用のエディタが便利!)を開いて、
print("Hello again!")
みたいな簡単なコードを書いて、.py
という拡張子で保存する。 - コマンドプロンプトやターミナルで、そのファイルを保存した場所に移動して、
python 保存したファイル名.py
みたいにして実行してみる。
自分の書いたコードが動くのを見ると、また感動がありますよ!
そのあとは、基本的な文法(変数、if文、for文など)を学んでいくと良いでしょう。このブログでも、これからPythonの基本的な使い方を解説する記事を増やしていく予定なので、ぜひチェックしてみてくださいね! [ここに自分のブログのPython入門記事へのリンク(あれば)]
Pythonインストール、本当にお疲れ様でした! これからのプログラミング学習、楽しんでいきましょう!
【関連記事】 「Pythonとは?」に答える最初の一歩
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