Claude Code MCP設定方法|実際に動かして理解するための5ステップ

2026年5月22日金曜日


「Claude CodeでMCPって何?」

「設定しようとしたけど、どこから手をつければいいかわからない」

という方は多いのではないでしょうか。

実は、基本的な設定はたった1つのJSONファイルを編集するだけです。

私もはじめてMCPに触れたとき、公式ドキュメントを読んでも概念が掴めずに手が止まりました。でも実際にやってみると、思ったよりずっとシンプルでした。

この記事では、以下の内容を解説します。

  • MCPとは何か、Claude Codeとの関係
  • MCPサーバーの設定方法を5ステップで解説
  • 実際に設定してみてわかったこと・ハマったポイント
  • よくある質問と解決方法

Claude Code MCPとは何か(基本理解)

MCPの定義と仕組み——外部ツールとClaude Codeをつなぐプロトコル

MCP(Model Context Protocol)は、Anthropicが策定したAIモデルと外部ツールを接続するための通信規格です。

わかりやすく言うと、「Claude Codeの能力を、外の世界のツールと橋渡しする共通言語」です。

たとえば、料理人が包丁・鍋・フライパンを使い分けるように、Claude Codeはさまざまな外部ツールを「MCPサーバー」という形で呼び出せます。

MCPを介することで、以下のような流れになります。

  • Claude Code(AIクライアント)がリクエストを送る
  • MCPサーバー(外部ツールのラッパー)がリクエストを受け取る
  • MCPサーバーが実際の処理を行い、結果をClaude Codeへ返す

この仕組みのおかげで、Claude Codeはファイル操作・ブラウザ操作・データベースへのアクセスなど、本来AIが直接触れない領域にも手を伸ばせるようになります。

MCPを使うと何ができるようになるか——具体的な活用イメージ

MCPが整備されたことで、Claude Codeの活用範囲は一気に広がりました。

代表的なMCPサーバーとその用途を見てみましょう。

  • Filesystem MCP:ローカルのファイル・ディレクトリを読み書きする
  • Brave Search MCP:Brave Searchを通じてリアルタイムのWeb情報を取得する
  • GitHub MCP:GitHubのIssue・PR・リポジトリ操作をClaude Codeから直接行う
  • Puppeteer MCP:ブラウザを操作してスクレイピングやE2Eテストを実行する
  • SQLite MCP:データベースに直接クエリを投げて結果を確認する

私が特に感動したのは、Filesystem MCPとGitHub MCPの組み合わせです。ローカルのコードを参照しながらGitHubのPRを作る、という作業をClaude Codeに丸ごと任せられるようになりました。

Claude Code MCPの設定方法ステップ別解説

では実際の設定手順を、1つずつ確認していきましょう。難しく見えますが、慣れると10分ほどで完了します。

ステップ1——Node.jsとnpmのバージョンを確認する

MCPサーバーの多くはNode.js上で動作します。まずはNode.jsとnpmが正しくインストールされているかを確認しましょう。

ターミナルで以下のコマンドを実行してください。

node -v
npm -v

Node.js 18以上、npm 8以上であれば問題ありません。バージョンが古い場合は、公式サイト(nodejs.org)から最新のLTS版をインストールしてください。

ここをスキップすると後のステップで原因不明のエラーが出やすくなります。面倒でも最初に確認しておくと、後の作業がスムーズです。

ステップ2——使用するMCPサーバーのパッケージをインストールする

次に、使いたいMCPサーバーのパッケージをnpmでインストールします。

たとえばFilesystem MCPを使う場合は、以下のコマンドを実行します。

npm install -g @modelcontextprotocol/server-filesystem

グローバルインストール(-g)を推奨します。Claude Codeがどのディレクトリから呼び出しても、同じMCPサーバーを参照できるためです。

主なMCPサーバーのパッケージ名は以下の通りです。

  • Filesystem:@modelcontextprotocol/server-filesystem
  • Brave Search:@modelcontextprotocol/server-brave-search
  • GitHub:@modelcontextprotocol/server-github
  • Puppeteer:@modelcontextprotocol/server-puppeteer

ステップ3——settings.jsonにMCPサーバーの設定を記述する

ここが設定のメインパートです。Claude Codeの設定ファイル(settings.json)にMCPサーバーの情報を追記します。

設定ファイルは通常、以下のパスにあります。

  • macOS / Linux:~/.claude/settings.json
  • Windows:%APPDATA%\Claude\settings.json

ファイルを開き、mcpServers キーを追加します。Filesystem MCPを設定する場合の例です。

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "@modelcontextprotocol/server-filesystem",
        "/Users/yourname/Documents"
      ]
    }
  }
}

各項目の意味を確認しておきましょう。

  • キー名("filesystem"):自分でつける識別名。Claude Code内でこの名前で呼ばれます
  • "command":サーバーを起動するコマンド(多くの場合は "npx" または "node")
  • "args":コマンドに渡す引数。パッケージ名やアクセスを許可するパスを指定します

複数のMCPサーバーを登録する場合は、mcpServers の中に並べて記述するだけです。

ステップ4——Claude Codeを再起動して設定を反映させる

settings.jsonを保存したら、Claude Codeを一度完全に終了して再起動してください。

設定ファイルはClaude Code起動時に読み込まれます。実行中に設定を変更しても、再起動しなければ反映されません。

「設定したのにツールが出てこない」と悩む方の9割は、このステップを忘れています。変更後は必ず再起動を習慣にしてください。

ステップ5——ツールが認識されているか動作確認する

再起動後、Claude Codeのチャットで以下のように入力してみてください。

利用可能なツールを教えてください

設定したMCPサーバーのツール一覧が表示されれば、設定完了です。

また、実際に動作させてみるのが一番確実な確認方法です。Filesystem MCPなら「Documentsフォルダの中にあるファイルを一覧表示して」と頼んでみましょう。ファイル名が返ってきたら正常に動いています。

実際にClaude Code MCPを設定してみてわかったこと

スムーズにいった部分・便利だと感じた場面

最初に設定したFilesystem MCPは、拍子抜けするほど簡単でした。settings.jsonに10行ほど追記して再起動するだけで、すぐに動き始めました。

特に便利だと感じたのは、コード修正と関連ファイルの参照を同時に行える点です。

「このソースコードを修正して、同じフォルダにあるテストファイルも更新して」という指示を一度に出せます。以前はファイルを一つずつコピー&ペーストしていたことを考えると、作業時間が体感で半分以下になりました。

GitHub MCPも導入後すぐに手放せなくなりました。「このブランチに関連するIssueを確認して、修正内容をコミットメッセージに反映して」という連携作業が自然に流れるようになったからです。

ハマりやすいポイントと解決方法

設定時に実際にハマったポイントをまとめておきます。同じところで詰まる方が多いので、参考にしてください。

パスの指定を間違える

Filesystem MCPで設定するパスは、Claude Codeからアクセスを「許可するディレクトリ」です。ここを間違えると「ファイルが見つからない」エラーが続きます。絶対パスで指定し、実際に存在するディレクトリを使いましょう。

npmのグローバルインストールパスが通っていない

macOSの場合、nvmやHomebrewでNode.jsをインストールしていると、グローバルインストール先のパスが通っていないことがあります。which npx でパスを確認し、settings.jsonの "command" に絶対パスを指定すると解決しました。

再起動を忘れる

前述の通り、設定後の再起動は必須です。「設定したはずなのにツールが出てこない」という場合は、まずClaude Codeを完全終了して起動し直してみてください。

Claude Codeの基本的な使い方については、Claude Code 使い方|初心者向け3ステップ入門も合わせて読んでみてください。

CLAUDE.mdを活用した動作カスタマイズはClaude Code CLAUDE.mdの書き方で詳しく解説しています。

Claude Code MCP設定方法に関するよくある質問

Q:MCPサーバーはいくつまで同時に設定できますか?

A:公式の上限は特に定められていません。settings.jsonの mcpServers に複数エントリを追加すれば、それだけのサーバーを同時に使えます。ただし、MCPサーバーはClaude Code起動時にバックグラウンドで動作するため、不要なサーバーを大量に設定するとメモリ消費が増えます。実際に使うものだけを有効にしておくのが現実的な運用方法です。

Q:MCP設定後に「tool not found」エラーが出たら?

A:主な原因は3つです。①Claude Codeを再起動していない、②npmパッケージがグローバルインストールされていない、③settings.jsonのJSONフォーマットが崩れている(カンマの過不足など)。この順番で確認してみてください。JSONの文法ミスは気づきにくいので、JSONバリデーター(jsonlint.com等)で構文チェックするのがおすすめです。

Q:ローカルMCPサーバーとリモートMCPサーバーの違いは?

A:ローカルMCPサーバーは自分のマシン上で動作するプロセスで、commandargs で起動方法を指定します。リモートMCPサーバーはHTTPSエンドポイントとして外部に公開されたサーバーで、url キーを使って接続します。Claude Code 1.0以降ではリモートMCPもサポートされており、チームで共有するMCPサーバーをリモートに置くことも可能です。

Claude Code MCP設定方法のまとめ

Claude Code MCPの設定は、難しそうに見えて、やることはシンプルです。

  • Node.jsとnpmのバージョンを確認する
  • 使いたいMCPサーバーをnpmでインストールする
  • settings.jsonに設定を記述して再起動する

一度設定してしまえば、Claude Codeの使い勝手は別物になります。ファイル操作・Web検索・GitHub連携を自然にこなせるようになるので、作業の流れが根本から変わります。

まずは1つのMCPサーバーを設定して、動いたときの感触を確かめてみてください。「こんなことまでできるの?」という発見が、きっとあるはずです。

このブログを検索

  • ()

自己紹介

自分の写真
リモートワークでエンジニア兼Webディレクターとして活動しています。プログラミングやAIなど、日々の業務や学びの中で得た知識や気づきをわかりやすく発信し、これからITスキルを身につけたい人にも役立つ情報をお届けします。 note → https://note.com/yurufuri X → https://x.com/mnao111

QooQ